第1条(目 的)

この規程は、一般財団法人REEP財団(以下「当法人」という。)の役職員による厳正な倫理に則った職務の遂行に資するために必要な事項を定めることにより、当法人の公正かつ適正な事業活動の確保を目的とする。

第2条(組織の使命及び社会的責任)

当法人は、当法人の設立目的に従い、当法人が、支援が構造的に不足する領域への助成を通じて、困難の渦中にある当事者が社会的な不均衡から脱する機会を創出することに責務を負っていることを認識し、その事業運営に当たるものとする。

第3条(セーフガーディング関連規程の遵守)

当法人は、当法人が別途定めるセーフガーディングに関連する規程を遵守するものとし、セーフガーディング関連規程の定める目的を達成するために、役職員及び従業員をして、セーフガーディング関連規程を遵守させるものとする。

第4条(基本的人権の尊重)

当法人は、すべての人の基本的人権を尊重し、差別や個人の尊厳を傷つける行為をしてはならない。

第5条(DEI 原則の遵守)

当法人は事業上の全ての意志決定において、多様性、公平性、包摂性への観点を重点に置いた事業上の意志決定を行い、助成の方針に反映させるものとする。

第6条(法令等の遵守)

  1. 当法人は、関連法令及び当法人の定款、各規程・内規等を厳格に遵守し、社会的規範に悖ることなく、適正に事業を運営するものとする。
  2. 当法人は、反社会的勢力との取引は一切行ってはならない。
  3. 役職員は、不正若しくは不適切な行為又はそのおそれがある行為を認めた場合には、躊躇 することなくコンプライアンス規程に則り対応しなければならない。
  4. 当法人は、第三者に対し、業務を委託する場合その他当法人が保有するステークホルダーの情報を提供する場合等には、当該第三者をして大要別紙記載の「重要事項に関する誓約書」に基づく誓約を行わせるものとする。

第7条(私的利益追求の禁止)

当法人の役職員は、その職務や地位を私的な利益の追求に利用することがあってはなら ない。

第8条(情報開示及び説明責任)

当法人は、その事業活動に関する透明性を図るため、その活動状況、運営内容、財務資料等を積極的に開示し、社会の理解と信頼の向上に努めるものとする。

第9条(個人情報の保護)