この規程は、一般財団法人REEP財団(以下「当法人」という。)の役職員による厳正な倫理に則った職務の遂行に資するために必要な事項を定めることにより、当法人の公正かつ適正な事業活動の確保を目的とする。
当法人は、当法人の設立目的に従い、当法人が、支援が構造的に不足する領域への助成を通じて、困難の渦中にある当事者が社会的な不均衡から脱する機会を創出することに責務を負っていることを認識し、その事業運営に当たるものとする。
当法人は、当法人が別途定めるセーフガーディングに関連する規程を遵守するものとし、セーフガーディング関連規程の定める目的を達成するために、役職員及び従業員をして、セーフガーディング関連規程を遵守させるものとする。
当法人は、すべての人の基本的人権を尊重し、差別や個人の尊厳を傷つける行為をしてはならない。
当法人は事業上の全ての意志決定において、多様性、公平性、包摂性への観点を重点に置いた事業上の意志決定を行い、助成の方針に反映させるものとする。
当法人の役職員は、その職務や地位を私的な利益の追求に利用することがあってはなら ない。
当法人は、その事業活動に関する透明性を図るため、その活動状況、運営内容、財務資料等を積極的に開示し、社会の理解と信頼の向上に努めるものとする。